深海2017-DEEP OCEAN- 深海2017-DEEP OCEAN-

もっと深く。

みどころ紹介

POINT5深海底から見えてきた巨大災害

深海を調べることで様々なことがわかりつつあります。深海調査研究船「かいれい」を使った地下構造探査、有人潜水調査船「しんかい 6500」を使った深海底の地形探査、世界最大の科学掘削船「ちきゅう」を用いた緊急断層掘削プロジェクトは、東北地方太平洋沖地震発生メカニズムの解明に向けて大きな成果をもたらしました。
また、最新の海底地震モニタリングネットワークの構築や、海底火山、海底地すべりの研究など、減災に向けての取り組みが深海で進んでいます。
本展では、「ちきゅう」の船舶模型や、掘削に用いるドリルパイプの実物、海底下深部から採取された地震断層などをダイナミックに展示し、最新の研究成果を紹介します。

  • ©JAMSTEC

    深海底で撮影された亀裂

    東北地方太平洋沖地震後の「しんかい 6500」による海底調査で、一連の地震活動で生じたものと考えられる海底の亀裂が何カ所かで見つかりました(写真は第 1256 回潜航、水深 5350m)。
    海底の亀裂は南北方 向に走り、幅、深さは約 1-2m でした。

  • ©JAMSTEC

    地球深部探査船「ちきゅう」

    2005年7月に完成した地球深部探査船「ちきゅう」は、世界最高の科学掘削能力(海底下 7000m) を持っています。
    「ちきゅう」は、日米欧をはじめ世界23カ国が参加する国際深海科学掘削計画 (IODP)の主力船として、巨大地震発生の仕組み、 生命の起源、地球規模の環境変動の解明、人類未踏のマントルへの到達など、人類の未来を開く様々なミッションに挑戦しています。

  • ©JAMSTEC
    ※展示は一部分です

    東北地方太平洋沖地震の地震断層

    「ちきゅう」により実施された「東北地方太平洋沖地震調査掘削(JFAST)」において、宮城県東方沖約200kmの海底下深部(水深6889.5m、海底下約820m)から採取されました。本展では実物を世界初公開します。

  • ©JAMSTEC

    こちらも見逃せない!! 「ちきゅう」に搭載されている「サイバーチェア」(海底下を掘削する機器の操縦席)の実物展示も!